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2025.06.15 08:30

ACTと心理的ウェルビーイング

ACTは、ただ創作を楽しむ時間ではなく、自分自身と向き合ったり、他者とつながるなど、生徒がよりよく生きるために大切なことを感じてもらう時間です。今回は心理学者のキャロル・リフが提唱した「心理的ウェルビーイング」に照ら合わせながら、ACTがどのように生徒の心に働きかけるのかを紹介します。①自己受容(Self-Acceptance)自分の長所も短所も含めて、ありのままの自分を認めることは、心の安定にと...

2024.11.22 08:30

ACT REPORT|ふちどって!

1年生の2回目はひとりで黙々と作業を進めるソロワーク。内容はタイトルの通り、ある図形をオイルパステルでひたすらふちどっていくだけなのですが、けっこう疲れます。最後は、全員の作品を黒板に並べて鑑賞。同じ形をただふちどるだけの作業なのに、仕上がったものはてんでバラバラ。その同じような絵は1つもない、バラバラ具合を視覚的に体感してもらいました。ACTを通じていつも伝えているのは「個性を尊重する」です。「...

2024.10.16 12:00

ACT REPORT|からだから感じる

2年生2回目は身体(からだ)をめぐるアクティビティ。「ふれる」をテーマに今年もダンサーの上村なおかさんと行いました。ここでは全身を使って接触する感覚を確かめるように進んでいきます。私たちは普段、自分の意思で身体を動かしていること、全身で感じながら過ごしていることをついつい忘れて生活しています。このACTではそのことを再確認するワークを意識的に行なって、触れてみたりしながら、思い出してみます。それに...

2024.09.27 12:30

ACT REPORT|ダンボールハウスをつくろう!

小学校5年生から中学3年生までの5年間で積み重ねてきた経験の集大成とも言える、大盛り上がりのアクティビティ。通称(自称)、湯フェス!今年も湯河原町の皆さんのあたたかいご協力のおかげで、地域のあちこちからたくさんのダンボールが集まりました。これらのダンボールを材料にして、各クラスごとに1つの小屋を協力して作り上げていきます。しかも、この活動には事前の打ち合わせや設計図、役割分担といった準備は一切あり...

2024.06.16 01:57

ACTってなーに?|聞くこと・聴くこと

ACTでは「聞くこと・聴くこと」に関する2つのアクティビティを小中学校で実施しています。まずは小学校で「耳をすますとわかること」。ここでの「聞く」は受動的なものです。自分を取り囲む世界の音に耳を傾けることで、普段は気づかないことを感じると同時に、同じ風景の中にいても、自分と友だちでは感じ方が違うということを知ります。中学校では「対話ってなんだろう」と「Inter-View」いうアクティビティを2つ...

2024.03.31 05:32

ACTってなーに?|人間は経験を通じて学ぶ

アメリカの哲学者であり、教育学者でもあるジョン・デューイは「人間は経験を通じて学ぶ」という経験主義の考え方を提唱しました。彼は「個人が経験を通じて学ぶことができるのは、その経験が個人にとって意味のあるものである場合に限られる」と考えました。つまり、人間は経験を通じて自分自身を成長させることができ、その成長は意味のある経験を通じて生まれるということです。ACT(アート・コミュニケーション・トレーニン...

2024.03.15 13:35

ACT REPORT |耳をすますとわかること

5年生は3月上旬に「はじめまして」のご挨拶と共に小中連携の5年間、全12回のACTがスタートしました。導入部では1分の「沈黙をつくる、静寂を聞く」のワークを実施。「自分を世界の中心にあるマイクだと思って」と伝え、遠い音、小さい音に耳を傾けました。耳の感度も上がったところで、グループに分かれて校内の音探しの旅に出る「音の探検隊」。おもしろい音やふしぎな音を探す、小さな冒険です。多くの児童が学校の音風...

2024.03.09 05:00

ACTってなーに?|小学校編

小学校で実施されるACTは中学校と同様に、わたし(自分自身)と、あなた(他者)と、みんな(グループ・クラス=社会)と向き合う、コミュニケーションをテーマとする芸術体験を通じたワークを実施します。小学校での3回は生きていくことの根幹となる、感覚・感性・表現をめぐる学びの下地をつくりたいと考えています。初回となる5年生は進級を控えた3月に感覚と感性について。同じ風景を見る・聞くと言っても、みんなが同じ...

2024.03.01 12:00

ACT REPORT|マシュマロ・チャレンジ

6年生2回目はマシュマロ・チャレンジを実施しました。3~4人1組になり、パスタを材料に構造物をつくって、マシュマロをできるだけ高い位置に置き、その高さを競います。世界公式ルールに則って行いました。ちなみに世界記録は99センチだそうです。

2024.02.16 10:10

ACT REPORT|楽しい熱帯魚

特別支援級1年の締めくくりは毎年ダンボールハウス miniなのですが、ちょっと訳がありまして、内容を変更。「たのしい熱帯魚」を作ることになりました。素材はキラキラ紙、布、スパンコール、ボタン、リボン、ポンポンなど様々用意したのですが、大人の発想を超えた素材の使い方に惚れ惚れ!見ているだけで本当におもしろかったです。特別支援級のACTでは、最初に完成品の見本を見せることが多いのですが、このワークでは...

2024.02.09 11:00

ACT REORT|対話ってなんだろう

1年生3回目は、2人1組になってロールプレイで対話をします。まず、AさんとBさん、それぞれの役割を伝えますが、お互いに相手の役割は知らされずに対話が始まります。1つめのワークでは、「相手の話を奪う/自分の話を奪われる」という場面を意図的につくります。2つめのワークでは立場を逆転。話し手は「話を聴いて欲しいだけ」かも知れないのに、聴き手がアドバイスをしてしまう場面を意図的につくります。最後に「対話と...

2024.02.02 10:11

ACT REPORT|仮説と仮設〜ペーパータワーをたてよう

2年生最後のアクティビティは、毎年恒例の「ペーパータワー」です。グループごとに決められた枚数のA4コピー用紙だけを使って構造物を作って、その高さを競います。折ったり切ったりするのはもちろんOKですが、あくまで紙のみで建設します。目標は190cm!こうすれば立つんじゃないか?と仮説を立て、仮設し、崩れたらまた仮説…仮設…とカセツをひたすら繰り返すトライ・アンド・エラー(とりあえずやってみて、ダメなら...

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