ACT REPORT|からだから感じる

2年生2回目は身体(からだ)をめぐるアクティビティ。「ふれる」をテーマに今年もダンサーの上村なおかさんと行いました。ここでは全身を使って接触する感覚を確かめるように進んでいきます。

私たちは普段、自分の意思で身体を動かしていること、全身で感じながら過ごしていることをついつい忘れて生活しています。このACTではそのことを再確認するワークを意識的に行なって、触れてみたりしながら、思い出してみます。

それによって「わたし」や「あなた」という個々の存在。そして「わたしとあなた」という関係性が再発見され、「わたしたち」の身体が離れたその時に、なんとも不思議な「切なさ」を感じてもらいました。

生徒たちの感想には

「無意識に人は身体を支え合っているのが不思議だった」

「確かに身体はどうやって動いているか?なんて思ったことがないので、そのことを考えさせられた」

「いつも当たり前に動かしている身体だけど、目を閉じて自分と向き合うとバランスなどを考えて動いてくれていたことに気づけた」

「バランスは不安定でしたが、それがとても楽しくてまたやりたいと思った」

「自由に身体を動かすことは当たり前じゃないことを実感した」

「リラックスできた」

などが書かれていました。

まなびとくらし

まなびとくらしは、様々なアート体験を通じて、子どもの「いきていくチカラ」を育むNPO法人です。

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