ACT REPORT|とぶからだ
特別支援級の2回目は造形ワーク。
台風の影響で2週間ちょっと待ってもらっての実施でした。
実際にトランポリンでふわっと浮き上がる感覚を自分の身体で感じた後、クリームみたいに柔らかな紙粘土を使って、立体造形にチャレンジしました。
試行錯誤(トライ・アンド・エラー)をくり返す創作を真剣に楽しんでいるようでした。ある生徒に聞いてみると「むずかしかった」という声が。どういうことかというと、柔らか紙粘土であるが故に「何度でもやり直せる」のですが、それは「何度でもやり直せてしまうから」ということなのです。
作品つくりとは決めること。自分で「これでOK!」と思えるところに至るって、なかなか大変なんです。
どんな形にでもできるという自由さは、どんな形で終えるかを決めるということ。つまり、自分次第。生徒たちはあれこれ迷いながら、最後に色付きガーゼでドレスアップさせ、自分の作品にOKを出せるところに辿り着きました。
最後にいつもの鑑賞会。展示された作品たちの周りにみんなで集まります。浮いているからだ、飛んでいるからだ、跳ねているようなからだ。それぞれの作品のこだわりを聞きながら、制作過程を含めたすてきなところをみんなで共有しました。
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