ACT REORT|対話ってなんだろう

1年生3回目は、2人1組になってロールプレイで対話をします。まず、AさんとBさん、それぞれの役割を伝えますが、お互いに相手の役割は知らされずに対話が始まります。

1つめのワークでは、「相手の話を奪う/自分の話を奪われる」という場面を意図的につくります。

2つめのワークでは立場を逆転。話し手は「話を聴いて欲しいだけ」かも知れないのに、聴き手がアドバイスをしてしまう場面を意図的につくります。

最後に「対話という場面では話す側の伝え方以上に、聴く側の姿勢や態度、つまり『在り方』によって、その場の価値や意味が決まるんだよ」という話をしました。

生徒たちの感想には

「楽しくできたけど、実際に真面目に話を聴いてもらいたい人にこういうことをやると傷つけてしまうことが分かった」

「自分が話している時に遮られて、え?って思ったけど、相手の『今はこの話をしたいんだよ!』みたいな圧が伝わってきて、自然に自分の話が止まってしまったので、気をつけたい」

「気まずい感じだったから難しかった」

「今日はいきなり割り込まれて面白かったけど、実際には聴く側が大切だと思った」

などなどが書かれていました。

まなびとくらし

まなびとくらしは、様々なアート体験を通じて、子どもの「いきていくチカラ」を育むNPO法人です。

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