ACT REPORT|からだから感じる
2年生の2回目は身体(からだ)のワーク。
「ふれる」をテーマに今年もダンサーの上村なおかさんと実施しました。
いくつかのワークから「触れる」という行為をいつもとは異なる体験や視点を通じて捉え直すことで、日常にある他者との恒常的な関係性を再発見していきます。
コロナ禍で離れてしまった人と人との距離をくっつけてみる。
そこにいるということ。
離れた瞬間に感じる、さっきまで確かにいたということ。
感想には...
「難しかった。いつもより違う考え方をしたから面白かった。どこから始まってどこで終わるか。人によって違うやり方で見ていて面白かったです。友だちが温かかった。目を閉じることで、よりそれを感じた気がしました」
「普段はあまり指先まで意識しないので、今回は指先まで意識することは意外と楽しいんだなと思いました。今回、いつもとは違って静かな中で相手の体温を感じとったりすることができて楽しかったです」
「身体をつけて目を閉じると少し触ってもしっかりと触っているような感じがした」
「なぜ体温が他の人や場所に移るのか不思議に思いました。指先から始まって身体を使ったりするのはダンスの表現に似ていて面白かったです。なかなか身体を全部使って動くことはないのでいい経験になりました」
「二人の時は楽しかったけど、一人になったら寂しかった」
「孤独という思いをあらためて体験し、いつ自分が孤独になるかわからないと思った。人の温もりを感じたい」
「いつも考えないことをゆっくりと考える、いい機会になった。それを考えるだけで45分がすぐに経った。骨格のつくりや体温、関節の動きが面白かった。一人で静かに考えてみるのもいいと思う」
「ずっと誰かと身体をくっつけて長時間いるといざ離れた時にさびしく感じました。この時間で身体で感じることって多いんだなと思ったし、接触することで感じられることがあるんだなと思いました」
などなど、みんなの感受性にビックリです!
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