ACT REPORT|ぶどうを描く

特別支援級の2回目は大粒の立派なぶどう一房を描きました。色や匂いを観察してから、それらを感じる色を3色選び、水彩絵具で描いていきます。


次に絵具が乾かないうちに割りばしペンで粒や枝の形をスクラッチ。最後にオイルパステルで粒や枝を加え、鉛筆も使って仕上げていきました。


ある生徒は「自分はこういう風にしたい」というイメージに近いものがつくれるようになったと嬉しそうでした。

普段の美術の授業では「今よりももっと良くしたい」と粘ったり、手直したりすることは少ないそうですが、今回は段階的な小さなゴールを重ねていくことで、全員が最後までしっかりと取り組めていました。どの作品もぶどうの香りや瑞々しさが表現されていました。


幸福学という学問では、心理学的・統計学的なアプローチから「やってみよう=自己実現と成長」「ありがとう=つながりと感謝」「なんとかなる=前向きと楽観」「あなたらしく=独立とマイペース」の4つが幸せを構成する要素であると定義したそうです。


なんだか納得できる話だなーと思います。

まなびとくらし

まなびとくらしは、様々なアート体験を通じて、子どもの「いきていくチカラ」を育むNPO法人です。

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