ACT REPORT|うれしいってどんな色?
小学校でのACT
小学校のACTは中学校と同様に、わたし(自分自身)と、あなた(他者)と、みんな(グループ・クラス=社会)と向き合う、コミュニケーションをテーマとする芸術体験を通じたワークを実施しています。
6年生の1回目は10月と11月に実施しました。
「うれしい時の気持ち」を絵で表現してみます。
思い出した気持ちからどんな雰囲気や色を思い浮かべるのか。その感性を抽象画という技法を通して「表に現して」みる。
表現は生まれながら誰しもしていること。
お腹が空いた赤ちゃんは泣きます。誰だって嬉しいときはニッコリします。辛い時に誰かに向ける、子どものいつもと少し違う表情。それも表現です。表現はみんなに必要なもの。だから恐れたり、めんどくさがったりしちゃいけません。
それでは、みんなの感想を見てみましょう。
「思いっきり描けて気持ち良かったです」
「自由に表すのは、簡単だけど難しいっていう時もあることを知りました。でも楽しい!」
「自分のうれしい気持ちを紙に描いて、自分では気づかなかったけどこんな感じなんだなぁと思いました。自分のことが少しわかったかも?」
「無心で絵が描けるし、自分の”今"思ったことを言葉でなく絵で描くというのがいいと思った」
「友達と自分の描いた絵を見せ合ったりして、どこがいいのかとか褒め合うのがいいなと思いました」
「今日は自分の感情を描いてスッキリしました。ストレス解消になりました」
「今回の抽象画は正しい答えがなかったので、すごく自由に描くことができて良かったです」
「なんかとてもリラックスできて良かったです!」
「幸せなイメージ、うれしいイメージで描いていたら、本当にうれしい気持ちになってきて、すごいことなんだなと思いました」
「自分の気持ちはこんなにも自分で分かっていないんだと思いました」
「絵を見せあった友達やACTの人たちにほめてもらえて嬉しかったです」 などなど。
0コメント