REPORT|FUJI ROCK 2017 "KIDS LAND" 森のアトリエ

今年も行ってきましたFUJI ROCK FESTIVAL "KIDS LAND"!

まなびとくらしの2名が「森のアトリエ(アートテント)」のディレクションを担当しました。

あいにくの雨の3日間でしたが、去年の2倍近くの方がアートテントに立ち寄ってくれました。


今回は「ロックでメタルなムシをつくろう」と「わたしたちの旗をつくろう」の2つのワークを中心に、たくさんの子どもたちと作ることを楽しみました。




レポート第1弾は、もろこと、諸岡智子さんです。


それだけのこと。
でも、これはそれだけじゃない。

今年もたくさんの小さなお客さんと会えました。

再会もありました。

うれしかったです。

ありがとうございました。


今回は諸事情により笑、ロックでメタルなムシをメインにワークショップを開催しました。 

去年わたしは別のワークを担当していたので、ムシを作りは初でした。 


いちばん印象的だったのは、ムシのボディに貼るアルミテープ(シールのような仕様)の裏の白シートを剥がす作業をするときの、小さい人たちの表情でした。


ただ白い紙を剥がすだけの地味な作業なんですが、紙もシールも薄いので大人でもなかなかスッとは剥がせない代物なんですね。


爪を使って慎重に、白い紙とメタルの間をペリッ…と剥がさないといけない。 

これできるかなぁと毎回思いながら渡すんですが、


できるんですね。 ほぼ全員が。 


お客さんの中には2歳?3歳?くらいの人もいるんですが、やっぱりできるんですね。

目をシールの先端にすごく近づけて、小さい指の先っちょをチョン…チョン…とじっくりと使って、剥がしてしまう。 

他の作業は「できない!やって!」みたいな流れによくなるんですが、このシール作業はみんなあきらめないんです。


そしてできると、「…やったぞ…」みたいな顔をする。 


身体の緊張がフッと抜けて、めくれた紙をスッとひき剥がすときの、なんとも言えない安堵感みたいな達成感。


なんだか、ちょっと大人っぽい顔つきになる。


ただシールを剥がす。

それだけのことなんですけど、これはそれだけじゃないんだなと感じました。 


そして本当に一瞬の出来事なんだなと思いました。

(もろ)


まなびとくらし

まなびとくらしは、様々なアート体験を通じて、子どもの「いきていくチカラ」を育むNPO法人です。

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