ACT REPORT|からだから感じる

2年生2回目は身体(からだ)をめぐるアクティビティ。

「ふれる」をテーマに今年もダンサーの上村なおかさんと行いました。昨年は11月の実施でだいぶ寒かったので、今年は中学校の配慮で10月に行いました。ここでは全身を使って接触する感覚を確かめるように進んでいきます。


私たちは普段、自分の意思で身体を動かしていること、全身で感じながら過ごしていることを忘れて生活しています。しかし、今回のACTではそれを再確認するワークを意識的に行なって、触れてみたりしながら、思い出してみます。それによって「わたし」や「あなた」という個々の存在。


そして「わたしとあなた」という関係性が再発見され、「わたしたち」の身体が離れたその時に、なんとも不思議な「切なさ」を感じてもらいました。

生徒たちの感想には

「普段は言葉から、会話から感じることが多いけど、身体で感じ取るのもいいなと思った」

「目を瞑ってペアとくっついた時に心臓の音や息の音などがたくさん聞こえて面白かった」

「身体をくっつけた時は温かさを感じていたけれど、離れた瞬間に寒くなって寂しさを感じた」

「自分的には『ひとり』になった時に苦痛はなかったので、一人の時間も大切だなと感じた」

などが書かれていました。

まなびとくらし

まなびとくらしは、様々なアート体験を通じて、子どもの「いきていくチカラ」を育むNPO法人です。

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