ACT REPORT|描くを かさねる
今年で3年目となる、湯河原中学校での「ソーシャルスキルをめぐるアートワークショップ(社会生活技能育成講座)」。
各学年、1年に3回のワークを体験します。
今日は3年生の2回目。オイルパステルを使ったペアワーク「描くを かさねる」を実施しました。
交互に1本ずつ、計6本の線を引き、それによってできた「形」を交互に塗っていく。
いずれも画面をしっかり見ながら、相手が引いた線に重ねること、塗るときに形からはみ出すことを恐れない。また、相談はしない。
相手の気持ちを推し量るのではなく、間にある作品が求めるものを想像しながら、自分の作業を丁寧に進める。
ずれ。
そこにずれが生じるということ。
思うようにいかない現状とのんびりと付き合う30分。
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