2024.06.16 01:57ACTってなーに?|聞くこと・聴くことACTでは「聞くこと・聴くこと」に関する2つのアクティビティを小中学校で実施しています。まずは小学校で「耳をすますとわかること」。ここでの「聞く」は受動的なものです。自分を取り囲む世界の音に耳を傾けることで、普段は気づかないことを感じると同時に、同じ風景の中にいても、自分と友だちでは感じ方が違うということを知ります。中学校では「対話ってなんだろう」と「Inter-View」いうアクティビティを2つ...
2024.03.31 05:32ACTってなーに?|人間は経験を通じて学ぶアメリカの哲学者であり、教育学者でもあるジョン・デューイは「人間は経験を通じて学ぶ」という経験主義の考え方を提唱しました。彼は「個人が経験を通じて学ぶことができるのは、その経験が個人にとって意味のあるものである場合に限られる」と考えました。つまり、人間は経験を通じて自分自身を成長させることができ、その成長は意味のある経験を通じて生まれるということです。ACT(アート・コミュニケーション・トレーニン...
2023.12.24 01:36ACTってなーに?|そのコンセプト2014年度にスタートしたアート・コミュニケーション・トレーニング(ACT、旧称SST)は「人と人とが関わりながら生きていくために」をテーマとする、湯河原町発のコミュニケーション教育の一環として、今年度、10年目を迎えました。 描く、作る、聞く、話す、書く、そして考えるといった様々な「アート体験」を通じて、自分自身や他者、そして社会との関わり合いの中で生きていくための力を学ぼうとするプログラムです...
2022.12.16 13:00ACTってなーに?|いる、なる、する突然ですが、本来的に人の在り方というのは「いる→なる→する」の順番だと思います。例えば、生徒たちがどうやって学校生活を送っていくかというと、まずは「いる」が出発点になります。教室にただ「いる」という時間があります。その後に友達と一緒に「いる」時間が生まれる。そこから自然と繋がりができていって、一緒に「いる」ことから、友達に「なる」のです。そして友達になった後は、一緒に何かを「する」こと、例えばグル...
2017.04.05 03:00物語が流れていく、あるいは心と身体の水分含量や体温みたいのが上がるとか、そういう感じ。「このメソッドやツールを使うと、こういう効果があります。人生が変わります。こういう定量的エビデンスがありますし、やってみませんか?」って言い回しは一般的だし、まぁ別にいいんだけど、まなびとくらしではほとんど使いません。 子どもがまず楽しんで、何かを感じたり、思ったり。それらを持ち帰って、夕飯やお風呂の時間に家族に話したり、寝るときに布団の中で思い出したりしてくれること。まなびとくらしは、...
2016.04.13 14:00誰と・どうあそぶか、まなぶか、くらすかどこで・何してあそぶかよりも、誰と・どうあそぶかの方がぼくは気になります。仕事も生活も同じ。誰と・どうはたらくか、くらしていくか。環境や機会を作ってあげるより、それがない状況下でアイデアや工夫を生み出す場にかかわる方が楽しい。 そういう経験の積み上げがジェネリックスキル→生きる力(どうにかこうにか生き延びる力)になっていくような気がしています、たぶん。 場所取りしなくても花見はできるじゃ...